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【阿倍野区】親が歩けなくなったら…歩行改善の具体策を専門家が解説

  • hiromufitness
  • 6月6日
  • 読了時間: 9分

更新日:6月7日


親の歩き方が変わってきていませんか?

「最近、親の歩き方が変わってきた気がする」

 

 

帰省される度に、そんな違和感を感じていませんか?

 

 

 

大阪市阿倍野区で高齢者向けの「歩行改善」出張トレーニングを行う筆者のもとにも、こんな声が届いています



  • 「昔より足取りが重くなっている」

  • 「家の中でつまずくことが増えた」

  • 「外出を嫌がるようになった」




年齢とともに歩行機能は衰えていきますが、早期の対応次第で“元気に歩ける体”を取り戻すことは可能です。


 

 

この記事では、阿倍野区を中心にご高齢の方に運動指導を行っている立場から、今すぐ始められる歩行改善法と家族のサポート方法をご紹介します。

 

 

 

自宅出張/訪問型の運動指導(パーソナルトレーニング)をしている筆者の現場経験を元に、介護一歩手前でできる“生活の質を守る方法”をお伝えします。



➤阿倍野区で歩行改善トレーニングを受ける (自宅へ出張パーソナルトレーニング)






ご高齢の親が歩けなくなる原因とは?

ご高齢の親が歩けなくなる原因は?

「ご高齢の親が歩けない…」と感じる原因は、決して筋力の衰えだけではありません



身体的な衰えに加え、精神的な意欲の低下や、病気・薬の副作用など、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。



ここでは、高齢者に多く見られる“歩行機能の低下”の代表的な原因を6つご紹介します。






①加齢による筋力低下(サルコペニア)

加齢による筋力低下で親が歩けなくなってくる

60歳を過ぎると、筋肉量は年間1%ずつ減少するといわれています。



特に衰えやすいのが


  • 「太もも」

  • 「お尻」

  • 「ふくらはぎ」


こういった下半身の筋肉




これらが弱ると


「立ち上がる」「歩く」「階段をのぼる」

生活における基本動作がつらくなり、転倒・骨折のリスクも高まります。





阿倍野区の出張トレーニングのお問い合わせでも

「歩くと“ふくらはぎが攣ってしまう”から歩きたくない。」

この様に言って動く量が減って困っています。と息子・娘様からのご相談が非常に多いです。



「筋肉が衰え歩くのがしんどい」

「しんどいから歩かない」




この様に、筋力低下の負のスパイラルに陥るケースが非常に多いです。






②バランス能力の低下(重心を保つ力が弱くなる)

バランス能力の低下が高齢の親が歩けなくなる原因

加齢とともに、体の“バランスを保つ力”も低下していきます。



  • ちょっとした段差でつまずく

  • フラつきやすくなり、支えがないと不安

  • 横を向いた瞬間に、体がついてこない



これは、バランス感覚や体幹のコントロール力が衰えているサインです。





特に、歩きながら周囲を確認するなどの“複数のことを同時に行う”場面で、転倒しやすくなります。



このような「歩きながら考える・注意を向ける」能力は、“ディアルタスク(二重課題)”と呼ばれ、転倒予防や認知機能の維持に深く関わっています。








③関節の変形や痛み(変形性膝関節症など)

関節の変形や痛みが高齢の親が歩けなくなる原因

加齢によって、膝や股関節の軟骨がすり減り、炎症や痛みが出ることがあります。



「痛いから歩かない」

「筋力が落ちる」

「ますます動かなくなる」



こういった負のスパイラルに陥るケースも少なくありません。







④フレイル・認知機能の低下

フレイルや認知機能の低下が高齢の親が歩けなくなる原因

フレイル(虚弱)とは、年齢を重ねることで起こる「体力・気力・人とのつながり」の3つが同時に弱っていく状態を指します。



単なる“体の衰え”だけでなく


  • 食欲がない

  • 話すことが減った (物事に対する興味の薄れ)

  • 外出したがらない


この様な、心の元気や社会的な関わりの減少まで含まれるのが特徴です。




▶フレイルの悪循環


  1. 体力が落ちる (筋肉量・バランス力が低下)

  2. 動くのがつらくなり、外出が減る

  3. 人との会話や交流も減り、気力・自信が低下

  4. 気力が落ちることで、さらに活動しなくなる

  5. 結果、筋肉も脳も弱って「歩けない状態」に近づいていく







⑤病気・薬の副作用


歩行困難の背景には、以下のような病気や薬の影響が潜んでいることもあります


  • 脳卒中の後遺症

  • パーキンソン病

  • 糖尿病による神経障害

  • 高血圧や不整脈の薬の副作用 (ふらつき・倦怠感など)



「転んだら怖い」という不安から、外出や運動を避けるようになる方も多くいらっしゃいます。






⑥精神的な要因(うつ・意欲の低下)


  • 配偶者を亡くした

  • 入院や長期の体調不良を経験した


そんな状況から、気分が沈み、「外に出たくない」「動くのが億劫」と感じるようになる方も少なくありません。


過去に転倒してケガをした経験があると、「また転ぶのが怖い」という思いが強くなり、ますます動かなくなります。







【重要】歩行能力低下のサインを見逃さない!

高齢の親の歩行能力低下のサインを見逃さない
「歩けなくなる前」や「歩行能力が低下」する前には、必ず“小さな変化”が見られます。



特に注目すべきなのは


  • 行動の変化

  • 発言の変化


この2つです。


「年のせいだから仕方ない」と見逃してしまうと、転倒や寝たきりにつながるリスクがあります。早期発見・早期対応が、介護予防の第一歩です。





歩けなくなる前の「行動の変化」✅


  1. 外出の頻度が減り、買い物すら面倒がるようになった

  2. 部屋の中を歩く時に、壁や家具につかまる仕草が増えた


  3. 靴のかかと・つま先のすり減りが極端になった 足がしっかり上がっていないサイン


  4. 靴下を履く動作やズボンの着脱に時間がかかるようになった




歩けなくなる前の「発言の変化」✅


  1. 「ちょっと歩いただけで疲れる」

  2. 「スーパーの奥まで行くのがしんどくて」

  3. 「こけたら怖いから外に出たくない」

  4. 「○○に誘われたけど、行くのやめといた」




こういった発言があったら、早めの対応を!



ご本人がこうした言葉を口にする時は、すでに「体の違和感や不安」を感じていることがほとんどです。



ポイントは、“歩行だけでなく生活の全体がゆっくり縮小している”サインに気づく事。


気づいた時点で小さな運動や対策を始めることで、歩行能力の維持・回復は十分に可能です。






自宅で今すぐできる!歩行改善エクササイズ


「最近ちょっと歩きにくそう…」


そんな時にこそ、毎日のちょっとした運動習慣が大切です。




そうは言っても。


「どんな運動をすればいいのか分からない」


「高齢の親でも安全にできるの?」


こういった声も多く聞かれます。





そこで今回は歩けなくなる原因6つから


①加齢による筋力低下


②バランス能力の低下


③関節の変形や痛み


④フレイル・認知機能の低下



高齢者の歩行力低下に多い悩みに対応した、おうちパーソナルがおすすめする“3つの改善エクササイズ”をご紹介します。




これは、実際に阿倍野区を中心とした出張トレーニングの現場で取り入れ、ご高齢の方々から「これなら続けられる!」と好評のメニューです。




①椅子スクワット(背もたれを使って)

椅子スクワットで下半身の強化
【目的】
・太もも/お尻の筋力強化
・立ち上がる動作の安定化

  1. 背もたれのある椅子を用意

  2. 背もたれに手を添えて立つ

  3. 背筋を伸ばしお辞儀をしながら膝を軽く曲げる (初めは浅くてOK)

  4. そのまま2の姿勢に戻る


  5. 10回を目安に行う



※膝に痛みがある場合は無理せず、回数を減らしましょう。



【ポイント】 椅子を引くと転倒の恐れあり!

椅子を引くと転倒リスクあり

 

背もたれにアゴを近づける様に、お辞儀をしながらスクワット 手は背もたれに添えるだけ


背もたれにアゴを近づける





②つま先立ち運動(ふくらはぎの強化)

つま先立ち運動でふくらはぎを鍛える

【目的】
・ふくらはぎの筋力強化
・血流改善
・バランス力向上

 

  1. 壁に軽く手を添え押す  

  2. かかとをゆっくり持ち上げてつま先立ち (転倒に注意)

  3. 2秒キープして、ゆっくりかかとを下ろす


  4. 10~20回を目安に行う。


※転倒防止のため、必ず支えを使って行ってください。





【ポイント】

壁を押さないと転倒のリスク


壁を押し前方荷重にする

必ず壁を押すように体重を掛けて下さい。

 

【壁を押す事で重心が前に乗り】
・後に転ぶリスクを下げる
・歩行時の前荷重を学べる






③もも上げ体操(歩行時の足上げをスムーズに)

もも上げ体操で歩行をスムーズに

【目的】
・股関節周りの筋力向上
・つまずき予防(足を上げる)

  1. 椅子に深く座る

  2. 背筋を伸ばし、片膝をゆっくり持ち上げる

  3. ゆっくり下ろして反対側も行う

  4. 左右10回ずつ(慣れてきたら3秒キープ)





【ポイント】

背中が丸まると効果半減


背中が丸まると効果半減

股関節の付け根の「腸腰筋」を鍛える運動なので、背中が丸まると効果半減してしまいます。


しっかりと背筋を伸ばし運動を行って下さい!



※腸腰筋 姿勢保持や歩行の安定に重要な役割を担う筋肉






無理なく続けるための3つのコツ

ご家庭で運動を続けるコツ

「運動が大事なのは分かってるけど、続かない…」


そんな方も多いかもしれません。


以下のポイントを意識すると、継続しやすくなります。




①“完璧”を目指さず「できる範囲」で始める


今日は3回だけ、でもOK。


大切なのは“毎日やろうとする姿勢”です。


②「○○の後にやる」など、生活の一部に組み込む


  • 朝ごはんの後にスクワット

  • テレビを見る前に5分だけ運動


このように習慣に結びつけると継続率が大きく上がります。



③ 家族と一緒にやる・見守る


1人だと続かない…という方も、声をかけてくれる人がいるだけで続けやすくなります。


一緒に笑いながらやるだけで、気分も前向きに!







専門家に任せるという選択肢もあります

ご高齢者の運動は出張/訪問型がおすすめ

ご高齢の親御さんに対して


「運動が大事なのはわかっているけれど、自分ではなかなかできない」


「外出が億劫になっている」


こういった、お声は非常に多く聞かれます。




そんなときに有効なのが、自宅に専門家が出張/訪問してサポートする


「歩行改善の出張トレーニング」です。




自宅という“安心できる環境”で指導を受けられる

自宅で安心して歩行改善トレーニングを受けれる

高齢者にとって、慣れない場所へ出かけたり、集団の中で運動したりすることは大きな負担になります。


しかし、出張型であれば、住み慣れた自宅という安心感のある場所で運動できるため、 心理的なハードルが下がり、継続率も高くなるのが特徴です。


また、外出途中での転倒やケガのリスクを避けられるのも大きなメリットです。





一人ひとりに合わせた「オーダーメイドの運動プログラム」

高齢者一人ひとりに合わせたオーダーメイド

出張型のトレーニングでは


  • 筋力低下


  • バランスの低下


  • 変形性膝関節症

  • フレイル


その方に合った無理のない運動プログラムを専門家が設計し、サポートを行います。



痛みのある部位や既往歴(過去の病気や怪我)を考慮した「安全で効果的な内容」なので、 「何をしたらいいかわからない」「一人では不安」という方にも安心です。





ご家族も安心できる「定期報告サポート」

高齢のご家族も安心、定期報告サポート

おうちパーソナルでは、訪問時のご様子をLINEなどでご家族(息子さん・娘さん)へご報告することも可能です。


  • 表情や体調の変化

  • トレーニング中の様子

  • 小さな異変や体力の変化



こうした日々の変化を共有することで、「ちゃんと元気にしているか?」という見守りとしての安心感にもつながります。


「週に1回の訪問が、離れて暮らす親の近況を知る貴重な機会になってありがたい」とのお声も多くいただいています。




阿倍野区で歩行改善トレーニングなら「おうちパーソナル」

阿倍野区で歩行改善トレーニングの出張パーソナルトレーニングはおうちパーソナル

おうちパーソナルでは、 大阪市/阿倍野区を中心に高齢者向けの歩行改善トレーニングの出張パーソナルトレーニングを行っています。


  • 出張費無料(大阪市内)

  • 現場経験豊富なトレーナーが対応

  • 体力測定+カウンセリングつき



現在、毎月5名限定で無料体験を実施中!


「まずは話だけでも聞いてみたい」という方も大歓迎です。


▶ お問い合わせ・お申し込みは公式ホームページから



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