【親の歩くスピードが遅くなった原因と対策】一生自分の足で歩くために|出張パーソナルトレーニング(大阪市内対応)
- hiromufitness
- 5月19日
- 読了時間: 7分

「うちの両親、最近歩くのが遅くなってきた...」
そんな変化を感じたとき、将来の健康や介護生活に不安を覚える方も多いのではないでしょうか?
ハーバード大学の調査によると
通常の歩行速度が時速3.2km未満の人は、時速4.8km以上で歩ける人に比べて、健康寿命が最大で2.68倍も短くなる可能性があることがわかっています。
つまり、「歩く速さ」は“健康のバロメーター”でもあるのです。
本記事では、「なぜ歩くのが遅くなるのか?」という原因を明らかにし、自宅でできる対策や改善エクササイズ、さらに大阪市内エリアで提供している出張パーソナルトレーニングについて詳しくご紹介します。
①親の歩くスピードが遅くなる原因

ご両親の歩行速度が遅くなる原因は多岐にわたりますが、代表的な原因を3つご紹介します。
● 股関節が硬くなっている
股関節の柔軟性が失われると歩幅が狭くなり、歩行速度が落ちます。
体重移動がスムーズに出来なかったり、重心が後ろに下がることで転倒のリスクも高まります。
● 下半身の筋力の低下
大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)
大殿筋(お尻の筋肉)
ハムストリングス(太ももの後ろの筋肉)
これらを中心に、脚やおしりの筋力が低下すると地面をしっかり蹴れず、歩く推進力が落ちます。
● バランス感覚の衰え
加齢によるバランス感覚の衰えも、歩くスピードに影響します。
特に高齢になってくると、脳から神経への指令が遅くなりバランスを崩しやすくなります。
転倒のリスクが高まるため、歩くスピードが自然と遅くなってしまします。
どれか1つだけが原因になるのではなく、3つの要因が絡み合って歩くスピードや健康寿命に影響を及ぼします。
②速く歩けるようになる対策とエクササイズ

ご高齢になられても、筋肉を鍛えたり/維持する事は可能で、筋肉量が歩行スピードや健康寿命を伸ばしてくれます。
特に、下半身の強化は歩くスピードに直接つながるので効果が出るのも比較的早くなります。
●イスを背もたれを使ったスクワットで下半身を鍛える

主に弱くなりがちな下半身の筋肉を鍛えます。
トレーニングの王様と呼ばれ、歩くスピードに繋がる筋肉(大腿四頭筋・大殿筋・ハムストリングス)をこの1種目で鍛える事が出来ます。
[やり方]
安定したイスの背もたれを持つ(壁やテーブルでもOK)
脚は肩幅1.5倍に開き、つま先は30°外に向ける
そのままお辞儀をしながら膝を曲げていく (つま先の方向に膝を開く)
呼吸は「下ろすときに吸う」「上げる時に吐く」
※しゃがむ深さは膝や腰の痛みが出ない範囲で
※回数は5回~20回
※痛みやふらつきがある場合、無理はしないでください
●左右、膝倒しで股関節・腰をほぐす

ご高齢になってくると、日常生活が辛くなり。1日の大半を座ったり/寝そべって過ごす事が増えてきます。
そうなると
「身体が固まる」⇆「歩くのがしんどく歩かなくなる」
この悪循環に陥ってしまいます。
そうならない為にも、布団の上で寝たままできる簡単ほぐし術を紹介
[やり方]
布団やマットの上に仰向けに寝そべる
膝を立てて、足幅は肩幅に開く
そのまま、左右に膝を倒す
※腰が痛む場合は無理をしないで下さい
※勢いをつけず柔らかく伸ばしましょう
③介護が必要な期間は平均10年。だからこそ“歩ける体”を

日本では、高齢者の介護を受ける期間が平均で約10年とされています。
介護が必要な最大の原因は運動機能の衰え(ロコモティブシンドローム)であり、特に「歩く力」は健康寿命と密接に関係しています。
特に衰えた運動機能を取り戻すには、多くの時間と労力が必要になりますが。
現在の運動機能を維持したり。ある程度、動けるうちからの対策であれば運動機能が向上する事も珍しくありません。
将来の介護リスクを減らすためにも、今から歩行機能を改善することが重要です。
④自宅出張/訪問型パーソナルトレーニングの特徴とメリット

高齢者にとって、「通う負担がない」「自宅の安心感がある」というのは非常に大きなメリットです。
ここでは、自宅出張/訪問型トレーニングならではの特徴とメリットを詳しく解説します。
⒈生活環境に合わせたトレーニングが可能
ご自宅の段差、家具の配置、歩行スペースなどを見たうえで、実際の生活動作に合わせたトレーニングができます。
たとえば、「このソファからスムーズに立ち上がるには」「この玄関の段差を安全に乗り越えるには」といった具体的な場面に応じた指導が可能です。
⒉移動のストレスやリスクがゼロ
ジムまでの移動が困難な方、杖を使っている方、交通機関を利用しづらい方でも安心してご利用いただけます。
悪天候や体調の変化によって通えなくなる心配もありません。
⒊個別対応で柔軟にプログラム調整
トレーナーが直接様子を確認できるため、「今日は調子がいいから少し頑張る」「今日は膝の痛みがあるから無理しない」といった柔軟な対応ができます。
毎回の体調を見ながら、安心・安全に運動が継続できます。
⒋ご家族の同席・相談もOK
ご家族が同席されることで、トレーナーと一緒に運動内容を確認したり、日常生活での注意点やサポート方法について相談したりすることができます。
安心感につながるだけでなく、家庭でのサポートにも役立ちます。
⒌継続率が高い
訪問型は、環境が変わらず習慣にしやすいため、継続率が非常に高いという特徴があります。
継続できることが、何よりも成果につながります。
高齢者の体力向上・健康維持を目指すなら、自宅訪問型パーソナルトレーニングは非常に有効な選択肢です。
⑤実際の指導内容と改善事例

ここでは、弊社(おうちパーソナル)が自宅出張/訪問型トレーニングで指導している内容や、改善が見られた事例をご紹介します。
▶指導内容の一例
初回はカウンセリングと体力測定(立ち上がり動作、筋力/柔軟テストなど)
目的に応じたプログラム作成(例:転倒予防・膝の痛み軽減・姿勢改善)
自宅環境に合わせた運動(家具や段差を活かした筋力トレーニング)
食事や生活リズムのアドバイス(無理のない継続を目指す)
ご家族へのフィードバック(状態の共有、声かけやサポート方法)
▶改善事例①「階段が怖くて外出できなかった80代男性」
課題:膝の痛みと筋力低下により、階段の昇り降りや段差強い恐怖心があった。
対応:まずは下半身付近の柔軟性確保と椅子を使った膝周辺の筋トレと、バランス体操を実施。
日常生活での段差昇降を取り入れた実践的なプログラムを2ヶ月継続。
結果:外出時に階段の利用ができるようになり、「自分でスーパーへ行けるようになった」と大きな自信を取り戻された。
▶改善事例②「くも膜下出血後、自宅での生活が大変...70代男性」
課題:くも膜下出血後リハビリは終了したが、自宅での日常生活がしんどい
対応:医師の許可を得た上で、自宅内でできる簡単な運動からスタート。
全身の柔軟性/筋力向上、脳と筋肉を繋ぐ「脳トレ体操を実施」
結果:「運動が日課になった」とご本人の表情が明るくなり、外出頻度も大幅に増えた。
家族からも「前より話す回数が増えた」と好評。
現在、無料体験を実施中!
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